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▽アフリカで最も人口の多いナイジェリアのインフレ率は昨年、28年ぶりの高値に達した。
アフリカ西部・ナイジェリア、最大都市ラゴスの市場(ロイター通信)

アフリカ西部・ナイジェリアの国家統計局が先月の消費者物価指数(CPI)を発表した。

それによると、25年4月のインフレ率は前年同月比23.71%増、3月の24.23%をわずかに下回った。

アフリカで最も人口の多いナイジェリアのインフレ率は昨年、28年ぶりの高値に達した。

ティヌブ(Bola Tinubu)大統領は23年5月の就任初日にガソリン補助金を廃止。複数の為替レートを統一するなど、財政健全化を進めている。

その後も電気料金の補助金を廃止するなどした結果、ガソリン価格は2倍以上に、公共交通機関の運賃や日用品の価格も急騰した。

24年12月のインフレ率は34.80%、25年1月は24.48%まで低下したが、それでも過去10数年に比べると高い。

2月のインフレ率は低下し、3月に再上昇した。

国家統計局によると、食品とノンアルコール飲料が物価高騰の最大の要因となっている。

4月の食品インフレ率は21.26%増であった。

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