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ナイジェリア中部の河川でボート転覆、13人死亡、数十人行方不明

ナイジェリアでこのような事故は珍しくなく、農産物などを市場に運ぶ人が巻き込まれることが多い。ボートを使う地域は道路が整備されていない。
2022年2月6日/ナイジェリア、ラゴスの海水湖を進むボート(Getty Images/AFP通信)

ナイジェリア中部ナイジャ州の河川で約100人の乗客を乗せたボートが転覆し、これまでに13人の死亡が確認され、数十人が行方不明になっている。地元当局が27日、明らかにした。

それによると、事故は同州郊外の河川で26日に発生。当局は25人が死亡したと報告していたが、死者数を訂正した。

国家緊急事態管理庁(NEMA)の報道官は声明で、地元のボランティアが26人を救助し、その大半が女性と子供であったと明らかにした。

地元テレビ局はこのボートを運航して船頭の話しとして、「少なくとも100人が乗船していた」と伝えている。

ナイジャ州のNEMA事務所も声明を出し、「転覆の原因は現時点では不明だが、恐らく過積載が原因である可能性が高い」と指摘した。

地元メディアによると、ボートが転覆した地域は武装集団の支配下にあり、下手に近づくと攻撃を受ける可能性があるという。

AP通信は当局者の話しとして、「捜索活動を行っているが、武装集団がこの地域を支配しているため、現場に近づくことができる人は限られている」と報じた。

ナイジェリア北中部では西アフリカ最大のイスラム過激派ボコ・ハラムやその関連組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」など、数十の過激派や武装勢力が活動している。

ナイジェリアでこのような事故は珍しくなく、農産物などを市場に運ぶ人が巻き込まれることが多い。ボートを使う地域は道路が整備されていない。

ナイジャ州の河川で24年11月に発生したボートの転覆事故では女性や子供を中心に100人以上が行方不明のままである。

中部コギ州の河川で24年11月に発生したボートの転覆事故では少なくとも8人が死亡、200人以上が行方不明になった。

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