ナミビア中央銀行、政策金利据え置き、3会合連続 25年8月
ナミビアの経済と密接に結びついている南アの中銀は先月、政策金利を0.25%引き下げていた。
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アフリカ南西部・ナミビアの中央銀行が13日、政策金利を3回連続で据え置いた。
ガバハブ(Johannes Gawaxab)総裁は声明で、国内経済を支援しつつ、現在の政策を維持すると強調した。
またガバハブ氏は「隣国の金利が7月に引き下げられたにもかかわらず、レポ金利を据え置くことは、ナミビアと南アフリカ間の金利差を縮小するさらなる一歩である」と述べた。
ナミビアの経済と密接に結びついている南アの中銀は先月、政策金利を0.25%引き下げていた。
ガバハブ氏は南アより0.25ポイント低いナミビアの金利が、国内経済と資本流入のバランスを取っていると説明した。
中銀は原油価格の低下を反映し、25年と26年の年間インフレ率予測をそれぞれ0.1ポイント引き下げ、3.8%と4.2%に修正した。
25年7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.5%増であった。