モロッコ鉱山会社マナジェム、25年第1四半期の売上高20%増

金、銀、銅、コバルト価格の上昇により、第1四半期(1~3月)の売上高が前年比20%増の23.2億ディルハム(約356億円)に達した。
アフリカ北部・モロッコの鉱山(Getty Images)

モロッコの資源開発大手マナジェム(Managem)は26日、金、銀、銅、コバルト価格の上昇により、第1四半期(1~3月)の売上高が前年比20%増の23.2億ディルハム(約356億円)に達したと報告した。

マナジェム社は声明で、「25年1~3月末の間に15億ディルハムを投資し、その65%は国内の銅鉱山とセネガルの金プロジェクトに割り当てられた」と明らかにした。

両鉱山での商業生産は今年後半に開始される予定とのこと。

マナジェム社は昨年、モロッコ東部にあるサウンド・エナジー社の資産を買収し、天然ガス部門に進出した。

同社の負債は3月末時点で119億ディルハムとなり、24年12月から13.6%増加した。

24年のマナジェムの年間売上高は前年比18%増の88.5億ディルハム、純利益は前年比17%増の6.2億ディルハムであった。

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