ミニバスとトラックが正面衝突、17人死亡 ジンバブエ
警察の担当者は国営テレビの取材に対し、トラックの運転手が制御を失い、反対車線に逸れてミニバスと正面衝突したと説明した。
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アフリカ南部・ジンバブエの首都ハラレ郊外でミニバスとトラックが正面衝突し、歩行者を含む17人が死亡した。警察が22日、明らかにした。
それによると、事故はハラレの南東約25キロに位置する地区の未舗装道路で発生した。
警察の担当者は国営テレビの取材に対し、トラックの運転手が制御を失い、反対車線に逸れてミニバスと正面衝突したと説明した。
このトラックはバスに衝突する前、2人の歩行者をはね飛ばしたとされる。
ミニバスに乗っていた17人のうち15人(運転手含む)が死亡、2人が病院に搬送された。トラック運転手の安否は明らかになっていない。
ソーシャルメディアで共有された動画には大破したミニバスの周りに野次馬が集まる様子が映っていた。
事故は22日の早朝に発生。ボランティアが複数人をミニバスから引っ張り出し、救助隊に引き渡した。
ジンバブエでこのような事故は珍しくない。
2月には南部国境の町ベイトブリッジ近郊でバスと大型トラックが衝突し、少なくとも24人が死亡した。
ジンバブエの人口は約1500万人。統計局によると、年間の交通事故死亡者は1500~2000人で推移している。