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▽テロ発生時、地元の酋長やイスラム過激派組織アルシャバーブとの戦争に携わっている軍関係者が宿泊していた。
ソマリア、首都モガディシオの通り(Getty Images/AFP通信)

アフリカ東部・ソマリア中部ベレドウェインのホテルで自動車爆弾が爆発し、少なくとも6人が死亡、複数人が負傷した。

それによると、自動車爆弾が爆発した後、複数人がホテルに押し入り、銃を乱射。治安部隊が応戦し、銃撃戦になったという。

テロ発生時、地元の酋長やイスラム過激派組織アルシャバーブとの戦争に携わっている軍関係者が宿泊していた。

AP通信は目撃者の話しとして、「地元の著名な酋長2人を含む6人が殺害された」と伝えている。

ソーシャルメディアで共有された動画にはホテルから黒煙が立ち上る様子が映っていた。

犯行声明を出した組織は確認されていないが、アルシャバーブに疑惑の目が向けられている。

アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、2007年以来、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、首都モガディシオ近郊まで支配地域を拡大している。

ソマリア政府とアルシャバーブは戦争状態にある。

アルシャバーブは政府高官や軍人を標的とした爆弾テロや襲撃を頻繁に行っている。

ベれドウェインはモガディシオの北方約335キロに位置し、政府によるアルシャバーブ掃討作戦の戦略的拠点のひとつである。

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