SHARE:

資金洗浄の疑いでマダガスカル前大統領の側近逮捕

当局によると、容疑者はモーリシャス国内の資産を利用して、73億モーリシャス・ルピー(約24.5億円)の資金洗浄に関連したという。
2025年9月25日/マダガスカル、首都アンタナナリボ、停電と断水に抗議するデモ(ロイター通信)

アフリカ西部・インド洋の島国モーリシャスの捜査当局は24日、資金洗浄(マネーロンダリング)の疑いでマダガスカルのラジョエリナ(Andry Rajoelina)前大統領の側近を逮捕したと発表した。

それによると、ラバトマンガ(Maminiaina Ravatomanga)容疑者はラジョエリナ氏が国外に逃亡した後、マダガスカルの首都ポートルイスに逃れたという。

ロイター通信は当局者の話しとして、「容疑者はポートルイスの民間クリニックで治療を受けていたところを、警察と金融犯罪委員会の職員に身柄を拘束された」と伝えている。

当局によると、容疑者はモーリシャス国内の資産を利用して、73億モーリシャス・ルピー(約24.5億円)の資金洗浄に関連したという。

警察は容疑者の認否を明らかにしていない。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします