◎キャンパス内に持ち込めないものは携帯電話、爆弾、銃火器、ナイフ、化学薬品、アルコール、タバコ、缶詰、ペットボトル飲料、バックパック、ライター、グラス、カメラなど。
ウガンダの首都カンパラにあるマケレレ大学は13日から始まる卒業式に携帯電話やカメラを持ち込まないよう通知した。
地元メディアによると、マケレレ大学は同国最大の国立大学。卒業式は13~17日まで学科ごとに行われ、総勢1万3221人が卒業する。
同校は公式ホームページに掲載した声明で、キャンパス内への携帯電話持ち込みを禁じた。
声明によると、キャンパス内に持ち込めないものは爆弾、銃火器、ナイフ、化学薬品、アルコール、タバコ、缶詰、ペットボトル飲料、バックパック、ライター、グラス、カメラなど。
携帯が禁じられた理由は明らかにされていない。
卒業生の保護者とみられるSNSユーザーは大学の決定に不満を示している。あるツイッターユーザーは、「一生に一度の晴れ舞台なのに、写真も撮れないなんて...」と悲しみを表明した。
一部の地元メディアは関係者の話を引用し、「保護者がSNSで卒業式に出席中と投稿することを恐れている」と報じた。「盗賊団やイスラム過激派は学生宅が不在であることをSNSで確認し、攻撃を仕掛ける可能性があります...」
報道によると、教育相を務めるムセベニ(Yoweri Museveni)大統領の妻も式に出席する予定。