6歳少女をレイプした男に終身刑と去勢刑 マダガスカル
同国は昨年、未成年者をレイプし有罪判決を受けた者を化学的、場合によっては外科的に去勢することを認める法律を公布した。
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インド洋の島国マダガスカルの裁判所が10日、児童強姦事件の被告に外科的去勢刑を言い渡した。
同国は昨年、未成年者をレイプし有罪判決を受けた者を化学的、場合によっては外科的に去勢することを認める法律を公布した。
この刑法改正後、事件の被告が去勢を言い渡されたのは初めてである。
この事件は首都アンタナナリボ郊外の地区で発生。警察は6歳の少女をレイプしたとして、男を強姦と殺人未遂で逮捕・起訴した。
司法省は声明で、「この事件の被告は終身刑と外科的去勢刑に処されることになる」と述べた。
地元メディアによると、10歳未満の児童をレイプした者には外科的去勢手術が「必ず」宣告される。
10~13歳までの児童をレイプした場合は「外科的または化学的去勢」、14~17歳の場合は化学的去勢を宣告される。
さらに、10歳未満の児童をレイプした者は去勢だけでなく、最高で終身刑に処される可能性がある。
化学的去勢はホルモンを遮断し性欲を減退させる薬物を使用することである。外科的去勢は永久的な処置である。
ラジョエリナ(Andry Rajoelina)大統領は以前、X(旧ツイッター)への投稿で、「未成年者であるか否かにかかわらず、レイプは犯罪であるということを認識すべきだ」と述べていた。