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ギニアの首都近郊で土砂崩れ、11人死亡、10人負傷

現場はコナクリ近郊の山岳地帯。斜面の一部が崩れ、下流の集落に土砂が流れ込んだ。
アフリカ西部・ギニア、首都コナクリ(Getty Images)

アフリカ西部・ギニアの首都コナクリ近郊で大雨による土砂崩れが発生し、少なくとも11人が死亡、10人が重傷を負った。地元当局が21日、明らかにした。

それによると、現場はコナクリ近郊の山岳地帯。斜面の一部が崩れ、下流の集落に土砂が流れ込んだ。

軍事政権は声明で、「土砂崩れはコナクリの中心部から50キロほど離れた地区で20日の午後7時頃に発生し、軍と警察が救助活動に当たっている」と述べた。

AP通信は地元住民の話しとして、「午後7時頃に近くの山が崩れ、大量の土砂が集落に流れ込み、多くの家屋が巻き込まれた」と伝えている。

国営テレビは21日午後、行方不明者の捜索が続いていると報じた。

被害の全容は明らかになっていない。

西アフリカでは昨年、記録的な大雨により、ギニアやマリなど、少なくとも8カ国で1000人以上が死亡、数十万人が避難を余儀なくされた。

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