◎このヘリにはオゴラ総司令官を含む11人が搭乗し、西部のウガンダ国境近くの僻地に墜落した。
東アフリカ・ケニアのルト(William Ruto)大統領は18日、国防軍のオゴラ(Francis Ogolla、61歳)総司令官がヘリコプターの墜落事故により死亡したと発表した。
それによると、このヘリにはオゴラ氏を含む11人が搭乗し、西部のウガンダ国境近くの僻地に墜落したという。
これにより、オゴラ氏を含む9人が死亡した。墜落の原因は明らかになっていない。
ルト氏は犠牲者に哀悼の意を表し、3日間、国を挙げて喪に服すと宣言した。
オゴラ氏は昨年4月、前任の退任を受け、国防軍の総司令官に就任した。
地元メディアによると、オゴラ氏の就任は政治的な論争に発展したという。
オゴラ氏は2022年の大統領選でルト氏を支持し、選挙に介入したとされる代表団の一員であった。選管はこの代表団を非難したが、オゴラ氏らは関与を否定している。
ルト氏は就任後、論争中にもかかわらず、オゴラ氏に直接電話をかけ、総司令官に任命した。