ケニア25年7月インフレ率4.1%、前月上回る
中央銀行のインフレ目標値は2.5~7.5%である。
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ケニアの25年7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で4.1%上昇し、6月の3.8%を上回った。統計局が7月31日、明らかにした。
同局は声明で、「この物価上昇は食品や非アルコール飲料、交通、住宅、公共料金などの価格上昇が主な要因である」と説明した。
月次ベースでは7月のインフレ率は前月比で0.1%増、6月の0.5%から低下した。
中央銀行のインフレ目標値は2.5~7.5%である。
中銀は6月の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き下げ、9.75%に設定。6会合連続の利下げであったが、下げ幅は前回の0.75%から縮小した。
また中銀はトランプ米政権による相互関税などを理由に、今年の経済成長率をプラス5.4%から5.2%に下方修正した。
次回の金融政策決定会合は8月12日に予定されている。