◎地元メディアは警察筋の話を引用し、「テロと殺人を視野に捜査が進められている」と報じた。
ケニア当局は24日、西部の金鉱山で爆発があり、労働者少なくとも3人が死亡、3人が負傷したと明らかにした。
西部地域に拠点を置くカレベ・ゴールド・マイニング(Karebe Gold Mining Limited、KGML)は23日遅くの声明で、「違法採掘者とみられる不届き者が洪水や不法侵入を防止するために設置した壁を爆破したようだ」と説明した。
死亡した3人はKGMLの従業員とみられるが詳細は不明。負傷した3人は医療機関に搬送されたという。壁を爆破した者は逃亡したとみられる。
KGMLは声明の中で、「2021年から地元自治体にライセンス区域に侵入する違法採掘者を取り締まるよう求め、多くの違法行為を阻止してきた」と明らかにした。
KGMLによると、自治体関係者が23日に現場を視察し、違法採掘者への警戒を続けると約束したという。
地元メディアは警察筋の話を引用し、「テロと殺人を視野に捜査が進められている」と報じた。