◎火事は7日の現地時間午後8時頃に発生。現時点で負傷者の情報はない。
ケニア中部イシオロ郡の女子校で火災が発生し、消防が消火活動にあたった。現地メディアが7日に報じた。
それによると、火事は7日の現地時間午後8時頃に発生。現時点で負傷者の情報はない。
イシオロ郡の広報担当はAFP通信の取材に対し、「2~3棟の建物から煙が出ているという通報が相次いで寄せられ、消防が消火にあたった」と語った。
国家警察も声明を出し、「午後8時頃に第一報を受け、署員が現場に急行した」と述べた。
それによると、陸軍が地元の消防局を支援し、数時間後に鎮火したという。
ケニア赤十字社も火災が発生したことを確認し、現場に職員と医療物資を送ったと発表した。
地元テレビ局は消火活動を見守った周辺住民の話しとして、「多くの保護者がパニック状態で現場に駆け付け、警察から話を聞いていた」と伝えている。
この女子高は5日夜に火災に見舞われたニエリ郡の初等教育学校の北東約140キロに位置している。
この火災は150人以上の生徒が寝泊まりする寮で発生したとみられ、少なくとも21人が死亡、27人が負傷している。地元当局は6日、少なくとも70人の生徒が行方不明になっていると明らかにしていた。
消防による捜索活動は7日午後の時点で継続中。