◎ガチャグア氏は6月の反政府デモを支持し、さらに複数の汚職や不正行為に関与したと告発されている。
ケニアのガチャグア副大統領(Getty Images/AFP通信)

ケニアガチャグア(Rigathi Gachagua)副大統領が7日、国会での弾劾決議案採決に先立ち、複数の汚職や不正行為への関与を改めて否定した。

ガチャグア氏は6月の反政府デモを支持し、さらに複数の汚職や不正行為に関与したと告発されている。

この事態を受け、ルト(William Ruto)大統領の与党・国家統一党は先週、ガチャグア氏の弾劾動議を国会に提出した。

国会は8日に採決を行う予定だ。

ガチャグア氏は7日のテレビ演説で、「動議を起草した議員が嘘をついている」と主張。「これは恥ずべきセンセーショナルなものであり、到底容認できない」と述べた。

ガチャグア氏は8日、国会でこの問題について説明する予定だ。

首都ナイロビでは週末、ガチャグア氏の支持者と反対者が公開討論会で衝突した。

ガチャグア氏は与党議員が告発した資産の一部について、亡き兄から受け継いだものと説明している。

またガチャグア氏は公費で自宅を改装したという告発を擁護。「威厳を保つために必要であった」と述べた。

さらに、6日の日曜礼拝で自身の罪を赦すよう懇願したことについて、「不正行為を認めたわけではない」と主張。決議案の採決前に辞任するという噂を払しょくした。

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