スポンサーリンク
▽多くのエコノミストが金利を据え置くと予想していた。
ケニア、首都ナイロビ、中央銀行本社(Getty Images)

アフリカ東部・ケニアの中央銀行が8日、政策金利を0.75%引き下げ、10.00%に設定した。利下げは5会合連続。

金融政策決定会合は声明で、「銀行による民間への貸し出しを刺激し、経済活動を支えるために、金融政策スタンスをさらに緩和する余地があると結論づけた」と述べた。

多くのエコノミストが金利を据え置くと予想していた。

中銀は割引窓口の適用金利を従来の3.00%から0.75%に引き下げた。割引窓口金利はオーバーナイト物の借り入れを希望する商業銀行に課す金利である。

ケニアの3月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.6%増で、2月の3.5%からわずかに上昇したものの、依然として中銀の目標値内に収まっている。

中銀は25年の経済成長率見通しを5.4%に上方修正。25年の経常収支はGDP比2.8%の赤字で、2月の3.8%を下回ると予想した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク