◎バグボ氏は2015年と20年の大統領選で再選を目指したが、いずれも現職のワタラ大統領に敗れている。
コートジボワール、アビジャンの市場(Getty Images)

アフリカ西部・コートジボワールのバグボ(Pascal Affi N'Guessan)元大統領が9日、野党・人民戦線(FPI)の大統領候補に指名された。

バグボ氏は首都ヤムスクロの党大会で党首に再選され、来年の大統領選に出馬することが決まった。

バグボ氏は2015年と20年の大統領選で再選を目指したが、いずれも現職のワタラ(Alassane Ouattara)大統領に敗れている。

バグボ氏は結果を拒否し、ワタラ氏が偽物の政府を運営していると主張、短期間逮捕された。

バグボ氏は上院議会の廃止や大統領の任期制限復活などを公約に掲げている。

ワタラ氏は2016年の憲法改正で自身の任期はリセットされたと主張し、20年の選挙に立候補。3選を決めた。

ワタラ氏は4期目を目指すかどうか明言していない。

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