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武装勢力が陸軍基地を襲撃、兵士17人死亡 ナイジェリア中部

ナイジェリア北中部では西アフリカ最大のイスラム過激派ボコ・ハラムやその関連組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」など、数十の過激派や武装勢力が活動している。
ナイジェリア、首都アブジャの機動隊(Getty Images)

アフリカ西部・ナイジェリア中部ナイジャ州で正体不明の武装勢力が3つの軍事基地を襲撃し、少なくとも17人の兵士が死亡した。現地メディアが26日に報じた。

それによると、北西部地域で活動する武装勢力が24日に基地を襲撃、銃撃戦になったという。

軍は24日の声明で、集落への攻撃を計画していた300人を超えるテロリストに精密攻撃を仕掛けたと明らかにしていた。

軍は26日、この戦闘について、「勇敢な戦士17人が一日中続いた戦闘で命を落とし、4人が銃傷を負い、現在治療を受けている」と述べた。

また軍は「この戦闘でテロリストに大打撃を与えた」と述べたが、相手側の死傷者には言及しなかった。

それ以上の詳細は明らかになっていない

ロイター通信は治安筋の話しとして、「武装勢力はナイジャ州の2地区にある軍事基地および、隣のカドゥナ州にある軍の拠点に奇襲攻撃を仕掛け、数時間にわたって兵士たちと交戦した」と伝えている。

ナイジェリア北中部では西アフリカ最大のイスラム過激派ボコ・ハラムやその関連組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」など、数十の過激派や武装勢力が活動している。

地元テレビ局は25日、当局者の話しとして、「今回陸軍と衝突した武装勢力はテロリストの隠れ家として利用されている政府の管理下にない地区に拠点を置いている」と報じていた。

それによると、この集団はボコ・ハラムに近い勢力とされ、数多くの集落を襲撃し、住民を虐殺したり、家畜を略奪してきたという。

ボコ・ハラムは西アフリカで最も強力な過激派のひとつであり、その影響力は拡大し続け、隣国のニジェール、チャド、カメルーンでも猛威を振るっている。

中央政府とボコ・ハラムは戦争状態にあり、10数年にわたる戦いで3万5000人以上が死亡、260万人以上が住居を失ったと推定されている。

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