▽新憲法の是非を問う国民投票は25年9月21日に行われる予定だ。
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アフリカ西部・ギニアの軍事政権が25年12月に総選挙を実施する。バー・ウーリ(Amadou Oury Bah)首相が12日、明らかにした。
ウーリ氏は12日に開催されたアフリカビジネスフォーラムで「25年12月に総選挙を行う」と述べ、投資家を安心させようとした。
陸軍特殊部隊を率いるドゥンブヤ(Mamady Doumbouya)大佐は21年のクーデターでコンデ(Alpha Conde)大統領を追放。それ以来、同国は軍の統治下に置かれている。
ドゥンブヤ氏は22年に2年間の民政移行を提案。24年12月31日までに民主的な選挙を行うとしていたが、うまくいかなかった。
軍政は昨年7月、新憲法の草案を提示。ドゥンブヤ氏も大統領選に立候補できる内容となっている。
新憲法の是非を問う国民投票は25年9月21日に行われる予定だ。
ウーリ氏はコートジボワールのアビジャンで開催されたフォーラムで鉄鉱石プロジェクトについて演説。その中で総選挙に言及した。「国民投票は9月21日に、そして議会選と大統領選挙は12月に行われる...」
軍政は昨年10月、53の政党を解体し、与党と主要野党を監視下に置いた。