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ギニア当局、金鉱山暴動で60人起訴、放火・窃盗・殺人の疑い

軍事政権の報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。北東部にある鉱山で10月4日に地元住民が起こした暴動について説明した。
アフリカ西部・ギニア、首都コナクリ(Getty Images)

アフリカ西部・ギニアの金鉱山で発生した暴動について、軍当局は10日、放火・窃盗・殺人の疑いで60人を起訴したと発表した。

軍事政権の報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。北東部にある金鉱山で10月4日に地元住民が起こした暴動について説明した。

抗議者らは鉱山に乱入し、バス10台、ピックアップトラック2台、建物2棟に放火。この騒動で鉱山を運営する企業の関係者2人が死亡、複数人が負傷した。

軍政は過去数カ月で数百件の採掘許可を取り消している。

ギニアはボーキサイトを含む豊富な天然資源(鉄、金、ダイヤモンドなど)をうまく活用できていないと長年指摘されてきた。

専門家によると、ギニアでは違法採掘が横行し、一部地域で地元住民と業者間の緊張が高まっているという。

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