▽スペイン領カナリア諸島テネリフェ島在住のモハメド容疑者は警察官に賄賂を渡した罪と、麻薬取引に関与した罪に問われている。
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スペイン警察がアフリカ西部・ギニアビサウのバロス(Rui Duarte de Barros)首相の特別顧問を麻薬取引などの疑いで逮捕した。地元当局が2日、明らかにした。
それによると、スペイン領カナリア諸島テネリフェ島在住のモハメド(Mohamed Jamil Derbah)容疑者は警察官に賄賂を渡した罪と、麻薬取引に関与した罪に問われている。
バロス氏は昨年、モハメドを特別補佐官と国際関係・貿易委員会の常任委員に任命した。
スペイン当局によると、容疑者は4月30日に逮捕され、裁判所が公判前勾留を命じたという。
当局はモハメドを含む10人を逮捕。うち2人は元警察官、1人は現職の警察官と説明している。
ギニアビサウ首相府と大統領府はコメントを出していない。
ギニアビサウは1974年の独立以来、何度も軍事クーデターに見舞われ、長い間政情不安に悩まされてきた。