▽ガーナはアフリカ有数の金生産国であり、輸出ライセンスを持つ地元企業や外国企業が個人採掘者や小規模事業者から金を購入、輸出できるシステムの見直しを行っている。
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アフリカ西部・ガーナ政府は14日、小規模事業者からの金購入を合理化し、収益を増加させ、密輸を削減するため、外国人に対し、今月末までに金取引市場から撤退するよう命じた。
ガーナはアフリカ有数の金生産国であり、輸出ライセンスを持つ地元企業や外国企業が個人採掘者や小規模事業者から金を購入、輸出できるシステムの見直しを行っている。
新システムでは最近創設された政府直轄の委員会のみが金の売買、鑑定、輸出を許可し、過去のライセンスは全て無効になる。
外国人は4月30日までに現地の金取引市場から撤退しなければならないが、委員会から金を購入することは可能としている。
財務省は今年1月、この委員会創設に先立ち、「ガーナは自国通貨の安定性を維持しながら、金の売却でより多くの利益を得ることができるようになる」と述べていた。
ガーナの24年の金輸出は前年比53.2%増の116.4億ドルとなり、そのうち50億ドル近くが合法的な小規模鉱山からのものであった。
金価格は先週、初めて1オンス=3200ドルの大台を超えた。