◎G20アフリカ・コンパクト・サミットはドイツがG20議長国として発足させたイニシアチブに基づいている。
2022年3月18日/ドイツ、ニーダーザクセン州の風力発電設備(Martin Meissner/AP通信)

ドイツ政府は20日、アフリカのグリーンエネルギー・プロジェクトに2030年までに40億ユーロを投資することを約束した。

ショルツ(Olaf Scholz)首相はベルリンで開催されているG20アフリカ・コンパクト・サミットの記者会見でこの取り組みを説明。具体的なプロジェクト名には言及しなかったが、「グリーンエネルギーに使用される原材料はすべてアフリカで加工されるべき」と指摘した。

またショルツ氏は「グリーンエネルギーに投資することで多くの雇用が生まれ、その結果、ドイツの産業は信頼できるサプライヤーという地位を得る」と述べた。

G20アフリカ・コンパクト・サミットはドイツがG20議長国として発足させたイニシアチブに基づいている。その目的は参加国の経済状況を改善し、外国の民間投資を呼び込むことでより魅力的な国にすることである。

ショルツ氏は演説の中で、「ドイツはアフリカ諸国の信頼できるパートナーになるべきだ」と強調した。「我々は経済関係を強化し、気候変動に左右されない未来に向けて共に歩んでいきます...」

ドイツ通信社(dpa)によると、ドイツが投資を予定している国はエジプト、エチオピア、ベナン、ブルキナファソ、コートジボワール、ガーナ、ギニア、コンゴ民主共和国、モロッコ、ルワンダ、セネガル、トーゴ、チュニジア。

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