ケニア・オディンガ元首相死去、80歳、インド旅行中に心臓発作
オディンガ氏は朝の散歩中に倒れ、病院に搬送されたものの、まもなく死亡が確認された。
と副大統領候補のカルア議員(Getty-Images/AFP通信).jpg)
ケニアの元首相である野党党首のオディンガ(Rila Odinga)議員が15日、インド旅行中に心臓発作を起こし、亡くなった。80歳だった。
インド南部ケララ州の病院が亡くなったことを確認した。
ケニアのメディアによると、オディンガ氏は朝の散歩中に倒れ、病院に搬送されたものの、まもなく死亡が確認されたという。
ケニアの首都ナイロビにあるオディンガ氏の自宅前には多くの支持者が集まり、敬意を表した。
ルト(William Ruto)大統領は7日間国を挙げて喪に服すと宣言し、公共機関に半旗を掲げるよう指示。オディンガ氏の死を「計り知れない損失」と表現した。
オディンガ氏は最近、ルト氏と政治協定を締結。これにより野党が政府の政策決定に関与し、党員が閣僚に任命されることになっていた。
オディンガ氏は30年間にわたり5度大統領選に立候補。時には十分な支持を得て、多くの人が勝利の可能性を信じるほどだった。
2022年の選挙ではルト氏に僅差で敗れた。ルト氏の得票率は50.5%、オディンガ氏は48.5%であった。