アルジェリアのサッカースタジアムで群集事故、3人死亡、70人負傷

事故は1部リーグのMCアルジェが2シーズン連続優勝を果たした直後に発生。スタジアムの上段スタンドから転落したとみられる3人が死亡したという。
アフリカ西部・アルジェリアのサッカースタジアム(Getty Images)

アフリカ西部・アルジェリアの保健省は22日、首都アルジェのサッカースタジアムで事故があり、観客3人が死亡、70人以上が負傷したと明らかにした。

それによると、事故は1部リーグのMCアルジェが2シーズン連続優勝を果たした直後に発生。スタジアムの上段スタンドから転落したとみられる3人が死亡したという。

保健省はフェイスブックに声明を投稿。スタジアムの上階スタンドで大勢が将棋倒しになり、市内の3つの病院に71人が搬送され、3人の死亡が確認されたという。

地元テレビ局が報じた映像には、上段スタンドの柵が崩れ、複数人が落下する様子が映っていた。

国営テレビは当局者の話しとして、「大勢がスタンドの前方に集まり、柵が壊れて何人かが下段に落下した」と伝えている。

この影響でリーグのトロフィー授与式が延期された。報道によると、MCアルジェの選手、スタッフ、幹部も献血に駆け付けたという。

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