◎ヌゲマ氏は君主制を除く国家の中で最も長く権力を保持し、その期間は45年近くに達し、世界記録を更新中である。
赤道ギニアのヌゲマ大統領(Getty-Images)

アフリカ中央部・赤道ギニアのヌゲマ(Teodoro Obiang Nguema Mbasogo)大統領がロシアを訪問し、プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談した。国営メディアが26日に報じた。

それによると、プーチン氏はガス輸出国フォーラムの中でヌゲマ氏と会談。ロシアと赤道ギニアの関係が深まっていることを歓迎した。

またプーチン氏は「赤道ギニアは我々のパートナーであり、ガス輸出国フォーラムに参加している」と強調。「OPECプラスにおいても赤道ギニアと長い間うまく協力してきた。我々の共通の課題は世界のエネルギー市場を安定させることだ」と述べた。

ロシア大統領府は声明で、「両首脳は2国間関係や様々な国際問題、地域問題に連携して取り組むことで一致した」と述べた。

ヌゲマ氏は君主制を除く国家の中で最も長く権力を保持し、その期間は45年近くに達し、世界記録を更新中である。2022年11月に行われた大統領選では有効票の99.7%を獲得したと宣言し、6期目をスタートさせた。

ヌゲマ氏は今年5月にロシアの同盟国である中国を、昨年12月にはベラルーシを訪問し、首脳と会談している。

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