◎性行為が合意のうえであったか、撮影が合意のうえであったかどうかは明らかになっていない。
赤道ギニア、首都マラボ(Getty Images)

アフリカ中西部・赤道ギニア政府が5日、政府機関に監視カメラを設置すると発表した。

この措置は政府高官が何百本ものセックスビデオを撮影したというスキャンダルに基づいている。

ヌゲマ(Teodoro Obiang Nguema Mbasogo)大統領は国家財務調査庁の長官を停職処分とし、調査中であるとSNSに投稿した。

地元メディアによると、汚職と公金横領の疑いで捜査当局が長官のパソコンを調べていたところ、長官と複数の女性(うち何人かは政府高官の妻や親戚)との性行為を撮影したビデオが約400本見つかったという。

ビデオの一部はSNSに流出・拡散したとみられ、政府関係者の衝撃と怒りを買った。

性行為が合意のうえであったか、撮影が合意のうえであったかどうかは明らかになっていない。

国営テレビは検事総長の声明を引用し、次のように報じた。「当局はこの男が意図的にこのような関係を利用し、性行為を記録したのかどうかを明らかにしたいのです。この男は公衆衛生を脅かした罪で起訴される可能性があります...」

このセックススキャンダルを受け、大統領府は不適切な行為を根絶するため、政府機関に監視カメラを近々設置すると表明した。

また大統領府はオフィスで性的な行為をしているところを発見された者はクビになると強調した。

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