◎ヌゲマ大統領は2日、ロシアの首都モスクワでプーチン大統領と会談。ロシア企業との協力に前向きであると表明した。
アフリカ中央部・赤道ギニア政府はロシア企業の活動、特に鉱業分野での活動を歓迎するようだ。
ヌゲマ(Teodoro Obiang Nguema Mbasogo)大統領は2日、ロシアの首都モスクワでプーチン(Vladimir Putin)大統領と会談。ロシア企業との協力に前向きであると表明した。
プーチン氏によると、ロシアと赤道ギニアはウィンウィンの関係を構築しているという。
ロシア大統領府は声明で、「ロシア企業はアフリカ全般、そして赤道ギニアでの事業に真剣に関心を持っている。潜在的な投資機会は大きい...」と強調した。
ヌゲマ氏はモスクワへの招待に謝意を示し、ロシアとの防衛・経済協力関係を強化することで一致した。
ヌゲマ氏は声明でこう述べている。「ロシア政府がアフリカの発展のためにビジネスマンを派遣すると約束した。私たちはただこう言うしかない。赤道ギニアはこの提案を喜んで受け入れる...」
両首脳は開発の基本的なステップを確認したとしている。
ロシアは年内に赤道ギニアに大使館を開設する予定だ。
ヌゲマ氏は君主制を除く国家の中で最も長く権力を保持し、その期間は43年を超え、世界記録を更新中である。昨年11月に行われた大統領選では有効票の99.7%を獲得したと宣言し、6期目をスタートさせた。
赤道ギニアは現在、カメルーン、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ共和国、ガボンなどの加盟国で構成される中部アフリカ諸国経済共同体の議長国を務めている。