◎両外相は戦争終結に向けた取り組みを進めていくことで一致した。
ウクライナのシビハ(Andriy Sybiga)外相が26日、訪問先のエジプト・カイロでアブデルアーティー(Badr Abdelatty)外相と会談した。
アブデルアーティー氏は共同記者会見でパレスチナ・ガザ紛争の即時停戦を改めて強く呼びかけ、「ガザでの停戦なくして平和も安全もない」と述べた。
またアブデルアーティー氏はイスラエル軍によるガザへの地上侵攻と空爆を非難した。
一方、ウクライナのシビハ氏はロシアによるウクライナ侵攻を非難。「ロシアが中東を含む世界危機の原因である」と述べた。
またシビハ氏は「ウクライナ戦争はウクライナだけの戦争ではなく、国際法に基づいた世界秩序を回復させるための戦争である」と強調した。
両外相は戦争終結に向けた取り組みを進めていくことで一致。シビハ氏はロシアを含む世界平和サミットの開催に取り組んでいることを確認した。