エジプト、ノルウェーSCATCと太陽光発電所に関する契約締結

エジプトは2030年までに再生可能エネルギーの割合を42%まで高めることを目標としている。
エジプトの太陽光発電設備(Getty Images)

エジプト政府は15日、ノルウェーの再生可能エネルギー開発企業スカテック(SCATC)と1ギガワットの太陽光発電所に関する契約を締結したと発表した。

これにより、このプロジェクトは建設段階に進むことが可能になる。

大統領府は声明で、「この太陽光発電所には6億ドル(約860億円)の投資が予定されている」と述べた。

また大統領府はスエズ湾でスカテックが開発中の900メガワットの風力発電プロジェクトに関する電力購入契約も締結したと明らかにいた。

このプロジェクトの投資額は10億ドル(約1440億円)と推定されている。

エジプトは2030年までに再生可能エネルギーの割合を42%まで高めることを目標としている。

しかし、同国は近年、天然ガスに依存する傾向が強く、太陽光、風力、水力発電の割合は全体の11.5%にとどまっている。

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