エジプト25年第1四半期の経常収支赤字、海外送金増加により縮小
中銀はこの縮小について、海外で働くエジプト人からの送金増加に加え、観光収入の増加によるサービス収支の黒字拡大に起因すると説明した。

エジプト中央銀行は23日、25年第1四半期(1~3月)の同国の経常収支赤字が前年同期の7.5億ドルから2.1億ドルに縮小したと発表した。
中銀はこの縮小について、海外で働くエジプト人からの送金増加に加え、観光収入の増加によるサービス収支の黒字拡大に起因すると説明した。
石油輸出は前年同期の1.4億ドルから1.2億ドルに減少した一方、石油製品の輸入は3.4億ドルから4.8億ドルに増加した。
エジプトは過去2年間にわたりガス供給の混乱による停電に悩まされてきた。
今年度は電力需要を満たすため、燃料油と液化天然ガスの輸入を増加させる方針だ。
イスラエルとイランの12日間戦争により、イスラエルからエジプトへの天然ガスパイプライン供給が減少したため、供給懸念が高まった。
スエズ運河の収入は0.8億ドルに減少。イエメンのフーシ派が紅海での船舶攻撃を継続しているため、運航数が回復する目途は立っていない。