エジプト非石油部門の事業環境悪化 25年6月
エジプトの25年6月の石油部門のPMIは5月の49.5から48.8に低下。成長と縮小を分ける50.0の閾値を4カ月連続で下回った。
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エジプトの石油部門の事業環境が悪化し、生産と新規注文の減少が加速した。米S&Pグローバルの総合購買担当者景気指数(PMI)により明らかになった。
エジプトの25年6月の石油部門のPMIは5月の49.5から48.8に低下。成長と縮小を分ける50.0の閾値を4カ月連続で下回った。
需要の弱さと経済活動の急激な減少が要因。購入活動は過去11カ月で最大の減少を記録した。
非石油部門の雇用も5ヶ月連続で減少。雇用削減のペースは緩やかであった。
企業は将来の生産見通しについて楽観的な見通しを示す一方、信頼感は記録的な低さとなった。
前向きな点として、原材料コストの圧力が緩和され、生産価格の上昇ペースが鈍化、インフレ圧力を受ける企業にプラス材料となった。