◎事故は首都カイロの南西約20キロの町で発生。15人を乗せたフェリーが沈没した。
エジプトのナイル川でフェリーが沈没し、少なくとも10人が死亡した。国営テレビが26日に報じた。
それによると、事故は首都カイロの南西約20キロの町で発生。15人を乗せたフェリーが沈没したという。
沈没の原因は明らかになっておらず、警察が捜査している。
国営テレビは関係者の話しとして、「乗組員を含む救助された5人はギザの病院に搬送され、手当てを受けている」と伝えている。
エジプトでは多くの市民が日常的に船を使って移動している。ナイル川でセーリングを楽しむ観光客も少なくない。
ナイル川では定期的に事故が発生している。原因の多くが整備不良とルール無視だ。
2022年にはフェリーに乗っていた小型トラックがナイル川に滑り落ち、2人が死亡、8人が行方不明になった。
2015年にはナイル川でフェリーと運搬船が衝突。35人が死亡した。
