◎事故はカイロの南方約55kmの幹線道路で発生。速度超過のミニバスがトラック後部に激突した。
エジプト当局は13日、首都カイロ郊外で道路脇に駐車していたピックアップトラックにミニバスが突っ込み、少なくとも15人が死亡したと発表した。
それによると、事故はカイロの南方約55kmの幹線道路で発生。速度超過のミニバスがトラック後部に激突したという。
この事故でミニバスの乗客とみられる15人が死亡、女性2人が負傷し病院に搬送された。バス運転手の安否は明らかにされていない。
地元メディアによると、警察はピックアップトラックの運転手から事情を聴いているようだ。
警察が現場周辺を封鎖し事故の原因を調べている。
エジプトの年間交通事故死者数は1万人前後で推移している。事故原因のトップ3はスピード違反、悪路による運転ミス、ルール無視だ。
西部ニューバレー県の高速道路で先月発生した乗用車とトラックの衝突事故では17人が死亡、数十人が負傷した。
2月に東部の港湾都市イスマイリヤでトラックとミニバスが衝突した事故では6人が死亡。北部ダカリーヤ県で昨年11月に発生したバスの運河転落事故では21人が死亡している。