▽中銀は先月の会合で5年振りとなる利下げに踏み切った。
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エジプト中央銀行は22日、市場の予想通り、政策金利を1.00%引き下げ、貸出金利を25%、預金金利を24%に設定した。
ロイター通信のアナリストは1.75%の利下げと予想していた。
金融政策決定会合は声明で、25年第1四半期(1~3月)の経済成長率はプラス5.0%で前期の4.3%から加速し、第2四半期(4~6月)はさらに良い結果になると予想していると述べた。
中銀は先月の会合で5年振りとなる利下げに踏み切った。
エジプトのインフレ率は過去最高の38%を記録した23年9月以降低下傾向にあり、25年1月は24.0%、2月は12.8%、3月は13.6%に低下した。4月は13.9%で前月をわずかに上回った。
エジプトは昨年、アラブ首長国連邦(UAE)から240億ドルの不動産投資を受け、国際通貨基金(IMF)と80億ドルの金融支援プログラムで合意した。