◎大会スローガンは「鬱(うつ)病を吹き飛ばそう」
エジプトの首都カイロで20日、第10回カイロマラソンが開催され、7000人以上が参加した。
主催団体のカイロ・ランナーズ(Cairo Runners)によると、出場枠は数日で定員に達したという。
エジプトでは近年、マラソン人気の高まりを受け、各地で様々なマラソン大会が開催されている。
カイロ・ランナーズのSNSによると、第10回大会のスローガンは「鬱(うつ)病を吹き飛ばそう」だという。
適度なランニングはストレス発散や睡眠の質を高め、メンタルに良い効果をもたらすとされる。
21kmの部にエントリーした男性はアフリカニュースの取材に対し、「私は仕事で多くのストレスを感じている人間のひとりです」と語った。「私は運動で仕事のプレッシャーを発散しています...」
10kmの部にエントリーした女性は、「ランニングは身体を引き締めるだけでなく、メンタルにも素晴らしい効果をもたらします」と語った。
大会はカイロのヘリオポリス地区で開催された。カテゴリーは21km、10km、5km、ファミリーランの4つ。
エジプトで最も有名なマラソン大会は世界で最も過酷な大会のひとつであるサハラ砂漠マラソン。メンタルを整えたい体力自慢はチャンレジしてみるとよい。