◎警察は声明を出しておらず、射殺された場所や捜査状況は明らかにされていない。
2021年5月27日/コンゴ民主共和国、国境の街ゴマの幹線道路(AP通信/Moses Sawasawa)

コンゴ民主共和国の野党報道官が何者かに射殺された。現地メディアが13日に報じた。

それによると、野党TFP(Together for the Republic)の報道官であるオケンデ(Cherubin Okende)氏は13日朝に車内で死亡しているのが発見されたという。

TFPのカソンゴ(Mbazi Kasongo)党首はAP通信の取材に対し、「彼の身体には無数の銃創があった」と語った。

カソンゴ氏によると、遺体は安置所に運ばれたという。警察は声明を出しておらず、射殺された場所や捜査状況は明らかにされていない。

首都キンサシャでは今年12月に予定されている大統領選を前に、チセケディ(Felix Tshisekedi)大統領と野党との間で緊張が高まっている。

野党議員数人が選挙法違反で逮捕されたと伝えられているが、詳細は明らかになっていない。

オケンデ氏は与党を離れた議員のひとりであり、TFPの大統領候補の選挙戦に力を入れていた。

カソンゴ氏はツイッターに声明を投稿。「同僚が暗殺された」と書き込み、犯人の即時逮捕と独立機関による調査を求めた。

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