◎中国はコンゴの主要投資国であり、貴重な鉱物資源を独占している。
2021年3月13日/コンゴ民主共和国の金鉱山労働者(Africanews/Moses Sawasawa/AP通信)

コンゴ民主共和国・南キブ州で武装集団が金輸送車を襲撃し、中国人2人を含む4人が死亡、3人が負傷した。地元当局が2日、明らかにした。

それによると、事件は南キブ州近郊の道路で1日に発生。武装集団は同州に拠点を置く中国企業の車列に待ち伏せ攻撃を仕掛けたという。

AP通信は当局者の話しとして、「武装集団は運転手らを射殺し、金を持ち去った」と伝えている。

負傷した3人は近くの病院に搬送され、手当てを受けているようだ。容体は明らかになっていない。

コンゴ東部では国際テロ組織アルカイダやイスラム国(ISIS)とつながりのある過激派など、120以上の武装勢力が活動している。

中国はコンゴの主要投資国であり、貴重な鉱物資源を独占している。

南キブには過激派の拠点が複数あるとされる。また地元住民と中国企業の間でも小競り合いが報告されていた。

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