南アフリカ・スクールバス事故、死者14人に、運転手を殺人罪で起訴
16人の児童を乗せた私営のミニバスは学校へ向かう途中、トラックと正面衝突し、9人の女子生徒と3人の男子生徒が現場で死亡。5人の生徒とバス運転手、トラックの同乗者が負傷し、病院に搬送されていたが、2人の女子生徒が亡くなった。
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南アフリカ北部ハウテン州で1月19日に発生したスクールバスとトラックの衝突事故について、地元当局は22日、新たに2人の児童が亡くなったと明らかにした。これにより、死者は14人になった。
16人の児童を乗せた私営のミニバスは学校へ向かう途中、トラックと正面衝突し、9人の女子生徒と3人の男子生徒が現場で死亡。5人の生徒とバス運転手、トラックの同乗者が負傷し、病院に搬送されていたが、2人の女子生徒が亡くなった。残り2人の児童も入院・治療を受けている。
事故を受けて、ミニバスの運転手である22歳の男が殺人罪などで起訴された。検察は過失致死などでの起訴を検討していたが、その後、容疑を引き上げ、14件の殺人、3件の殺人未遂、無免許運転など複数の罪で起訴した。被告は22日に出廷し、保釈を求めなかったと報じられている。次回の審理は3月5日に予定されている。
事故現場はヨハネスブルク南西部の国道553号線で、朝の通学ラッシュ時に発生した。警察はミニバスが他の車両を追い越そうとした際に対向車線のトラックと正面衝突したと説明している。
この事故は市民に大きな衝撃を与えており、スクールバスや学童輸送の安全基準の見直しを求める声が高まっている。現地メディアによると、今回の事故を受けて、交通当局は政府に対し、学童輸送ドライバーの資格と訓練の強化、車両の整備と安全性の確保などの改善策を求めたという。
ハウテン州警察は声明で、「この痛ましい事故で尊い命が失われたことは非常に悲しい。捜査を継続しており、全ての責任を明らかにするために尽力している」と述べた。また州保健当局は負傷者の回復状況を引き続き監視しているとした。
この事故は南アの学童輸送における安全性の課題を改めて浮き彫りにしており、交通安全施策の抜本的な見直しが求められている。地元コミュニティや親たちは失われた児童の冥福を祈るとともに、再発防止に向けた具体的な対策の実施を強く訴えている。
