◎ウィリアム王子は6日に開催される環境賞「アースショット賞」の授賞式のため、数日前から同国を訪問している。
イギリスのウィリアム王子(Prince William)が5日、訪問先の南アフリカでラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領と会談した。
大統領府は声明で、ウィリアム王子の同国訪問について、「英王室を含む英連邦が南アフリカと共有している強い絆を示すものであり、さらに、この歴史的な絆を深化させる新たな一歩である」と強調した。
ウィリアム王子は6日に開催される環境賞「アースショット賞」の授賞式のため、数日前から同国を訪問している。
この賞は4年前に創設され、気候変動やその他環境問題に取り組むための革新的な技術の発掘を目指している。受賞者にはそれぞれ130万ドルが授与され、プロジェクトに役立てられる。
今年の最終選考には森林保護のために先住民族国家を団結させたアマゾン・セイクリッド・ヘッドウォーターズ・アライアンス(Amazon Sacred Headwaters Alliance)や、サイガ・アンテロープを絶滅の危機から救ったアルトン・ダラ・コンサベーション・イニシアティブ(Alton Dala Conservation Initiative)などが残った。
この授賞式がアフリカ大陸で開催されるのは初めて。
ウィリアム王子のアフリカ大陸訪問は2018年以来6年ぶり。気候変動を中心としたイベントなどに出席する予定だ。