◎事件は首都カンパラの西方約250キロに位置するキバレ県カガディ郊外の集落で29日遅くに発生した。
アフリカ東部・ウガンダのキバレ県で正体不明のカルト教団が民家を急襲し、子供を含む8人を殺害した。警察が30日、明らかにした。
それによると、事件は首都カンパラの西方約250キロに位置するキバレ県カガディ郊外の集落で29日遅くに発生した。
警察は声明で、「襲撃犯は新興カルト教団のメンバーとみられ、親類縁者や地域住民を標的にし、刃物を使って8人を殺害した」と明らかにした。
また警察は「陸軍と連携してこの事件に関与したカルト教団を追跡している」と述べた。
警察によると、カルト教団は複数の民家を襲撃し、3歳の子供を含む8人が死亡、8人が負傷したという。負傷した8人のうち4人が子供であった。
警察はこの暴力に対処するため、実行犯とみられる2人を射殺したと伝えられている。
この集落は中国企業が運営する油田の近くに位置する。地元メディアによると、油田の関係者や労働者が狙われた形跡はみられないという。