◎両首脳は経済、貿易、エネルギー、安全保障協力について協議する予定である。
ロシアのプーチン大統領(右)とコンゴ共和国のサスヌゲソ大統領(ロイター通信)

アフリカ中部・コンゴ共和国のサスヌゲソ(Denis Sassou Nguesso)大統領が24日、ロシアの首都モスクワに到着し、プーチン(Vladmir Putin)大統領と会談する予定である。

ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相は先月、コンゴ共和国を訪問し、サスヌゲソ氏ら政府高官と会談した。

現地メディアによると、両首脳は経済、貿易、エネルギー、安全保障協力について協議する予定である。

サスヌゲソ氏のロシア訪問は1年ぶり。昨年7月のロシア・アフリカ首脳会議に出席するためサンクトペテルブルクを訪れた。

コンゴ共和国はアフリカにおけるロシアの最も強固な同盟国のひとつである。ロシア企業は同国の石油、鉱業、軍事分野で存在感を示している。

ロシアはウクライナ戦争をめぐる西側の制裁と孤立に対抗するため、アフリカ諸国との関係強化に努めてきた。

ほとんどのアフリカ諸国がウクライナ戦争に対して中立的な立場をとり、停戦と和平交渉を呼びかけている。

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