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▽コンゴ東部では国際テロ組織アルカイダやISISとつながりのある過激派など、120以上の武装勢力が活動。そのほとんどが土地や貴重な鉱物などを守るために戦っている。
コンゴ民主共和国、北キブ州ゴマ(Getty Images)

コンゴ民主共和国軍がイスラム国(ISIS)系組織「民主同盟軍(ADF)」との激しい戦闘の末、41人の人質を救出した。陸軍報道官が11日、明らかにした。

それによると、軍は東部・北キブ州ゴマ近郊の地区で隣国ウガンダと合同軍事作戦を決行。ADFの拠点を急襲したという。

人質たちがいつどこで拉致され、どの程度監禁されたかは明らかになっていない。

コンゴ東部では国際テロ組織アルカイダやISISとつながりのある過激派など、120以上の武装勢力が活動。そのほとんどが土地や貴重な鉱物などを守るために戦っている。

ウガンダ軍はコンゴ政府との協定に基づき、2021年からコンゴ東部に部隊を展開している。

両軍はADFと戦争状態にあり、北キブ州やイトゥリ州などで対テロ作戦を行っている。

ADFはウガンダで発足した反政府勢力。1990年代半ばから北キブ州などに拠点を置き、民間人数千人を虐殺したと告発されている。

州政府は人質された人々を歓迎し、陸軍とウガンダ軍を称賛した。

この戦闘で陸軍とADFに死傷者が出たかは分かっていない。

米国務省はADFのリーダー、ムサ・バルク(Musa Baluku)の逮捕につながる情報に500万ドルの報奨金をかけている。

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