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▽この恩赦はコンゴ政府が東部紛争への対応に苦慮し、米国に支援を求めている中で行われた。
2024年9月13日/コンゴ民主共和国、首都キンシャサの軍事裁判所、クーデター未遂事件で起訴された被告ら(ロイター通信)

アフリカ中央部・コンゴ民主共和国のチセケディ(Felix Tshisekedi)大統領が昨年のクーデター未遂裁判で死刑判決を受けた3人の米国人に恩赦を与えた。大統領府が2日、明らかにした。

それによると、チセケディ氏は死刑を無期懲役に減刑する大統領令に署名したという。

首都キンシャサの軍事裁判所は24年9月、野党指導者らが同年5月に起こしたクーデター未遂裁判で、これに関与した米国人3人を含む37人に死刑を言い渡した。

有罪となったのはコンゴ、米国、イギリス、ベルギー、カナダ国籍の37人。国家反逆罪、テロリズム、暗殺未遂、武器・兵器の不法所持、テロ組織への資金提供などの罪に問われていた。

被告たちは24年5月19日、大統領府とチセケディ氏の側近の邸宅を襲撃、銃撃戦となった。

この銃撃戦により、野党指導者のマランガ(Christian Malanga)を含む8人が死亡。マランガは自身のSNSアカウントでクーデターの様子をライブ配信した直後に射殺された。

コンゴは昨年、2003年に導入した死刑禁止令を解除した。国家反逆罪で死刑が確定した場合、銃殺刑に処される可能性が高い。

この恩赦はコンゴ政府が東部紛争への対応に苦慮し、米国に支援を求めている中で行われた。コンゴは希少な鉱物資源と引き換えに、米国に安全保障を提供するよう求めている。

米国務省は1日遅く、トランプ(Donald Trump)大統領のアフリカ担当顧問が4月3日からコンゴと周辺3カ国(ルワンダ、ケニア、ウガンダ)を訪問すると発表した。

それによると、顧問はコンゴ東部の持続可能な平和への取り組みを推進し、同地域への米国の民間投資を促す予定だという。

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