コンゴ法務相が辞意表明、1900万ドル横領疑惑
ムタンバ氏は同国北部キサンガニに建設予定の刑務所の資金約1900万ドルを横領した疑いで捜査を受けている。
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アフリカ中央部・コンゴ民主共和国のムタンバ(Constant Mutamba)が18日、自身の汚職疑惑を受け、辞意を表明した。
ムタンバ氏は同国北部キサンガニに建設予定の刑務所の資金約1900万ドルを横領した疑いで捜査を受けている。
ムタンバ氏は声明でこの疑惑を否定。政府に迷惑がかかるため職を辞すると表明した。
またムタンバ氏は隣国ルワンダがこの疑惑に関与していると主張した。「私が毒殺もしくは暗殺を回避した後、ルワンダ勢力のマフィアネットワークが疑惑をでっちあげ、私を辱めたのです...」
ムタンバ氏は今年初め、東部地域で猛威を振るう同国最大の反政府勢力M23(3月23日運動)の活動を報道したジャーナリストに死刑を適用すべきと主張。X(旧ツイッター)に「ルワンダ軍とM23に関連する偽情報を垂れ流した者は国家反逆罪に問われることになる」と投稿した。