◎コンゴ民主共和国やガボンのファッションデザイナーなども参加した。
コンゴ共和国のメディアは10日、首都ブラザビルで開催されていた第1回ブラザ・ファッション・ウィークが大盛況のうちに幕を閉じたと報じた。
このイベントは3日間開催され、コンゴ民主共和国やガボンのファッションデザイナーなども参加した。
主催者はコンゴ人アーティストのクイーン・タワ氏、アンスティチュ・フランセ・コンゴ社が協賛し、「伝統と現代性」をテーマに様々なブランドが取り上げられた。タワ氏は「Liputa Swagga」というブランドを立ち上げ、中央アフリカで活動している。
タワ氏はアフリカニュースの取材に対し、「コンゴはファッションとサップの国です」と語った。「コロナの影響で苦労しましたが、2年ぶりにショーを開催できました。私たちはブラザビルを含む各地で活動するアーティストのために、徐々にイベントを再開する予定です」
サップはコンゴ共和国とコンゴ民のファッションの一種である。
ブラザビルでスタイリストとして活動するキバ・ディラ氏はソーシャルメディアに、「ブラザ・ファッション・ウィークはコンゴ共和国のファッションと美を促進するイベントであり、アーティストだけでなく起業家や活動家を助けるためのものでもある」と投稿している。
コンゴ民主共和国出身のデザイナー、リディ・オコサ氏は新聞紙で縫ったドレスを着用し、大きな話題を呼んだ。
ショーでは中央アフリカの音楽や衣装も多数紹介された。
アンスティチュ・フランセ・コンゴ社はイベントを「ブラザビルの文化の再創造」と評した。「近隣諸国から多くのモデルやスタイリストが参加したことで、ショーはより魅力的になりました...」
主催者のタワ氏によると、第2回ブラザ・ファッション・ウィークは規模を拡大する予定で、近隣諸国でも同様のイベントを開催するという。