コンゴ南部で船が転覆、64人行方不明 中央カサイ州
コンゴでこのような事故は珍しくなく、アクセスの問題で陸軍や警察による救助活動が行われないこともある。
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コンゴ民主共和国南部・中央カサイ州の河川で船が転覆し、64人が行方不明になっている。当局が19日、明らかにした。
それによると、事故は17日に発生したという。
AP通信は当局者の話しとして、「この船には120人が乗っていたとみられ、56人が生還、少なくとも64人が行方不明になっている」と伝えている。
同船は11月13日、出発地点から800キロ以上離れた首都キンシャサへ向けて出航した。
コンゴでこのような事故は珍しくなく、アクセスの問題で陸軍や警察による救助活動が行われないこともある。特に武装勢力が支配する地域では事故や自然災害が発生しても救助活動はほとんど行われない。
北西部の赤道州では9月、船舶事故が2件発生し、少なくとも193人が死亡した。
