コンゴ東部のコルタン鉱山で崩落事故、12人死亡
事故は19日に発生し、数十人が自力で脱出したという。
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アフリカ中央部・コンゴ民主共和国の東部・北キブ州の鉱山で崩落事故が発生し、少なくとも12人が死亡した。地元当局が20日、明らかにした。
それによると、事故は19日に発生し、数十人が自力で脱出したという。
それ以上の詳細は明らかになっていない。
この地域は24年半ばから同国最大の反政府勢力M23(3月23日運動)の支配下に置かれている。
ロイター通信によると、事故が起きた鉱山はスマートフォンやその他電子機器の製造に不可欠な金属であるコルタンの生産地。
M23はコルタンンに15%の税金を課している。
コンゴでこのような事故は珍しくなく、アクセスの問題で陸軍や警察による救助活動が行われないこともある。特に武装勢力が支配する地域では事故や自然災害が発生しても救助活動はほとんど行われない。
コンゴ東部では国際テロ組織アルカイダやイスラム国(ISIS)とつながりのある過激派など、120以上の武装勢力が活動している。