カメルーン大統領選挙、10月12日に投開票、ビヤ氏の出馬が争点

投票は10月12日に行われ、過半数を獲得する候補が出なかった場合、上位2人が決選投票に進む。
アフリカ西部・カメルーンのビヤ大統領(Getty Images)

アフリカ西部・カメルーン政府が大統領選挙の日程を発表した。

投票は10月12日に行われ、過半数を獲得する候補が出なかった場合、上位2人が決選投票に進む。

立候補を希望する人は選挙管理委員会の公布後、10日以内に立候補届出を提出する必要がある。

40年以上権力を掌握しているビヤ(Paul Biya、92歳)大統領はまだ出馬の意向を表明していない。

ビヤ氏は年末のテレビ演説で、「2025年は挑戦の年になる」と強調。多くの地元メディアがビヤ氏が再選に意欲を示したと報じた。

選管によると、ビヤ氏は2018年の選挙で得票率71.28%を獲得。野党と複数の選挙監視団体が不正を報告している。

カメルーンの大統領の任期は7年。ビヤ氏は2008年の憲法改正で任期制限を撤廃した。

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