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カメルーン南西部で路上爆弾が爆発、軍兵士7人死亡

事件は南西部ドゥアラ郊外で発生。英語圏の分離主義勢力が攻撃を主張した。
2016年7月7日/カメルーン、首都ヤウンデ近郊、カメルーン軍の兵士(Getty Images/AFP通信)

アフリカ西部・カメルーン南西部の路上で爆弾が爆発し、軍兵士7人が死亡、分離主義勢力が犯行声明を出した。現地メディアが6日に報じた。

それによると、事件は南西部ドゥアラ郊外で発生。英語圏の分離主義勢力が攻撃を主張したという。

国営テレビはIED(即席爆発装置)の捜索パトロールを行っていた兵士7人が死亡したと報じている。

政府と軍はコメントを出していない。

カメルーン西部の英語圏で活動する分離主義勢力はその他のフランス語圏地域から疎外されていると主張し、英語圏の独立国家を樹立するために2016年頃から国軍と戦っている。

国連によると、この分離独立紛争の死者数は推定6000~7000人。100万人近くが避難生活を余儀なくされている。

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